ラマダンはイスラーム歴の9月1か月間
1年に1回、イスラーム歴の9月1か月間、ラマダンという断食を毎年行います。
その期間は、日の出から日没まで飲食を断つことが義務付けられています。
イスラームは感謝や助け合いを重んじてる
イスラームは感謝や助け合いを重んじてるため、それを決めた神の啓示をより意識する意味合いなどがあるとされています。
と言っても、ムスリムにとっては過酷な修行というよりは、家族でゆっくりと家で過ごすお祭りに近いもので、日没後は家族や友人と、その日初めての食事(イフタールと言われる)をするため、飲食店はムスリムで溢れかえり深夜遅くまで賑わいます。
反面、日中は休業か店内照明を落とすなど営業自粛をするため、期間中の売上は3割くらいに減少してしまいます。
日常生活もラマダン中心
日常生活もラマダン中心になるため、仕事時間短縮など生活が昼夜逆転、宗教最優先がより強くなります。
ラマダンの日中はムスリム以外でも、公な飲食は避けるよう配慮が必要です。